著者:gura

ちょっと待った白髪は抜くな!?4つの頭皮トラブルが恐ろしい…

白髪抜くな

白髪を見つけた瞬間誰もがガッカリしますよね。そして、白髪を抜いてしまう人も多いのではないでしょうか?

そんな人には声を大にして言います。

ちょっと待った白髪は抜くな!白髪を抜くなんて言語両断です。

当サイトは、「薄毛、抜け毛の原因&対策」です。そして頭皮環境や髪の毛の正常化をして、薄毛や抜け毛を改善していくことを目的とし運営しています。そんなサイトである為、髪の毛を抜くという自虐行為はダメです。

白髪を抜くと、頭皮が傷つき炎症や病気になります。つまり、頭皮環境が悪化する可能性があるにも関わらず、抜いたところで原因が分からなければ次に生えてくる髪の毛も、同じ白髪です。

なので、ここでは白髪を抜く以外の簡単な対策方法をまとめています。また白髪に関する良く聞く噂で「白髪を抜くと増える!?」、「白髪を抜くとハゲる!?」などについても書いています。今後の白髪に対する考え方、接し方を学んでいきましょう。

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白髪は抜くな!その理由とは…

冒頭でも軽く触れましたが白髪を抜くという行為は、まだ抜ける予定ではない髪の毛を無理に引っこ抜くことになります。

白髪とは言え、髪の毛に変わりはありません。黒髪と白髪は色が違うだけで何ら変わらないのです。

皆さんは黒髪だったら抜きませんよね?では、茶髪だったら?赤髪だったら?白髪だったら?

髪の毛は本来、白色に近い透明で生えてきます。

白髪になってしまう原因を簡単に説明すると、髪の毛の毛根部にあるメラノサイトの機能低下によりメラニン色素の数が減少することで白色の髪の毛が黒色に成りきれず、茶色や赤色を経て白髪になっていきます。

では、白髪を抜くとどうなるか?

頭皮が傷つき炎症や病気になる可能性があります。これが白髪は抜くな!と言っている理由です。また稀に髪の毛が生えてこなくなる場合もあります。

頭皮トラブルが原因で薄毛・抜け毛の原因になる可能性は大です。この様な頭皮トラブルが原因で発毛に必要な栄養が届きにくかったり、毛周期が乱れ抜け毛が増えたりします。

炎症や病気について詳しくは後で書きますが、炎症や病気のリスクを負ってまで白髪を抜く価値があるのかどうか考えましょう。

「そんなこと言われても1,2本の白髪が目立って嫌だからしょうがない」だから抜くと言う人もいるでしょう。先程も言ったように、その白髪を抜いても、次に生えてくる髪の毛も白髪です。

白髪が1,2本で目立つから抜く、では白髪が10本なら?20本なら?当然「抜く」という行為には至らないと思います。数が多すぎると髪の毛が無くなっちゃいますもんね…。

白髪が生えてくると言うことは、何かしらの原因があります。それを改善しない限り白髪は治らないし、むしろ増加していく一方です。

白髪が1,2本の時はどうすれば良いのか?沢山ある場合はどうすれば良いのか?それぞれ最適な対処法をしていき改善していくことが望ましいです。

まずは、白髪を抜くことで起こる頭皮トラブルについて見ていきましょう。

また頭皮トラブルが原因で薄毛・抜け毛の原因になる可能性は大です。2回言いました(笑)

白髪を抜くと起こる4つの頭皮トラブル。

白髪を抜くと起こる可能性のある4つの頭皮トラブルがあります。

  1. 埋もれ毛(うもれげ)
  2. 毛嚢炎(もうのうえん)
  3. 色素沈着(しきそちんちゃく)
  4. 抜毛症(ばつもうしょう)

聞きなれない名前が並んでいますね。

これらの症状は必ずなる訳ではありませんが、なる可能性があるので注意はしておきましょう。

またこの症状は頭皮の毛を抜くときだけではなく、顔や足などの毛を抜くときも同様の症状がでる可能性があります。

それでは、白髪を抜くと起こる4つの頭皮トラブルを1つずつ見て行きましょう。

埋もれ毛(うもれげ)

埋もれ毛とは、皮膚の中に髪の毛が埋まってしまう症状のことです。

白髪を抜く時に、中途半端に抜けてしまい髪の毛が途中で切れてしまう場合があります。この時に頭皮が傷ついてしまっていると、頭皮が傷を癒そうとして再生し閉じていきます。

中途半端に残った髪の毛はそのまま頭皮の中に埋もれたままになってしまします。コレが原因で頭皮の炎症や色素沈着、痛みやかゆみを感じる場合もあります。

足の毛でも、このような症状を見る事がありますね。服との摩擦により毛が擦れて中途半端に毛が切れてしまい、このような埋もれ毛になることがあります。

毛嚢炎(もうのうえん)

毛嚢炎とは、頭皮ニキビのような症状です。

白髪を抜く時に、毛根部分に傷がついてしまいその傷から細菌、雑菌が入り込んで繁殖し炎症を起こす。これによって化膿したり膿ができたりします。

ほんと見た目は頭皮ニキビみたいな感じです。

あなたの頭皮ニキビは、もしかしたら白髪を抜くときに出来た毛嚢炎かもしれません。

因みに頭皮ニキビで悩んでいる人はこちら「頭皮ニキビでハゲになる!?頭皮ニキビの原因と治療法を知ろう。」を参考にして下さい。

色素沈着(しきそちんちゃく)

色素沈着とは、頭皮のシミみたいな症状です。

色素沈着の場合、頭皮に「黒っぽいシミ」や「紫っぽいシミ」の2種類があります。

  • 黒っぽいシミ
    このシミの正体として、メラニン色素が大きく関わってきます。
  • 紫っぽいシミ
    このシミの正体として、ヘモグロビンが大きく関わってきます。

黒っぽいシミの色素沈着

白髪になる原因は初めに言った通り、メラノサイトの機能低下によりメラニン色素の数が減ることで白髪になります。

色素沈着の黒っぽいシミには、このメラニン色素が大きく関係してきます。もともとメラニンは、何らかの外的刺激をうけると私達の身体が反応しメラニンが分泌されます。

分かり易い例で言うと「日焼け」です。

日焼けは紫外線という外的刺激により、紫外線から肌を守ろうとしてメラニンを分泌して肌が黒くなっていきます。

これと同じで白髪を抜くときに頭皮に炎症が起こると、その炎症に反応してメラニンが分泌されます。これにより黒っぽいシミみたいなものが肌に付着してしまいます。

これが黒っぽいシミの原因です。

紫っぽいシミの色素沈着

紫っぽいシミの正体はヘモグロビンが関係してきます。

ヘモグロビンとは、血流の中に存在していて私達の身体に酸素を運んできてくれています。

髪の毛の毛根部は毛細血管と繋がっていて、髪の毛を生成するときに必要な栄養をこの毛細血管から受け取っています。

白髪を抜くときに、この毛細血管が傷ついたり、破れたりして血液中にあるヘモグロビンが肌に付着してしまいます。

ヘモグロビン自体は赤色ですが、肌に付着する時に紫っぽい色になるため紫っぽいシミの原因になります。

抜毛症(ばつもうしょう)

最後に抜毛症とは、毛を抜く行為が止まらない症状です。

毛を抜くのは、人により色々な理由があります。

  • 白髪が目立つから
  • ムダ毛を無くして綺麗でいたい
  • 剃るよりも見た目が綺麗
  • 毛がコンプレックス
  • 毛を抜くのが気持ちいい

などと様々です。

これは髪の毛だけではなく他の部位の毛もひっくるめてのことです。抜毛症とは、毛を抜かないと落ち着けない精神的な病気です。

この原因の1つにコンプレックスがあります。毛を抜くことでコンプレックスに対して、一時的に精神が軽くなり安心感が得られます。これが癖になり、更には抜毛症へ発展していきます。

あなたの白髪を抜く行為、その行為が抜毛症の引き金になるかもしれません。

白髪を抜く以外の4つの簡単な対策

白髪は抜くな。これは理解して頂けたと思います。

だけど、白髪は何とかしたいって人には白髪を抜く以外の4つの簡単な対策があります。

  1. 白髪を短く切る。
  2. ヘアカラーを使用する。
  3. ヘアカラートリートメントを使用する。
  4. 白髪用シャンプーを使用する。

では、1つ1つ見て行きましょう。

白髪を短く切る。

これは白髪が数本の人向けの簡単な対策です。

白髪を抜くのはダメですが、短く切るのはOKです。美容院で髪を切ってもらうのと一緒。

白髪が2,3本と数が少ない場合は、短く切るのがオススメです。この時、眉毛用の小さいハサミを使うとカットしやすいと思います。

中途半端な長さに切ってしまうと短くなった白髪が、ピンッと立ってしまい余計に目立ちます。白髪を短く切る時は、根元から切るようにすると目立ちにくいです。

ヘアカラーを使用する。

これは白髪を切るには、本数が多すぎる人向けの簡単な対策です。

ヘアカラーを使用すれば、今生えている白髪を自分好みの色に染めることができるのでお手軽な対策と言えますね。

実際、白髪が気になる人はヘアカラーを使用している人が大半を占めていると思います。使用する際は出来るだけ頭皮に付けないように注意しましょう。

しかしこのヘアカラーが原因で髪の毛の傷みや頭皮環境が悪化してしまう人も多く、染めたくても染められないという人も多いです。

そんな人には次のヘアカラートリートメントや白髪用シャンプーをオススメします。

ヘアカラートリートメントを使用する。

これは頭皮環境の悪化や髪の毛の傷みが気になる人向けの簡単な対策です。

ヘアカラーが無理な人や頭皮や髪の毛のダメージを最小限に抑えたい人は、こちらのヘアカラートリートメントの方がオススメです。

ヘアカラートリートメントの正式名称はヘアマニキュアです。

呼び方だけでも色々あります。トリートメントヘアカラー、ヘアカラーリンス、ヘアカラーシャンプーこれらはどれもヘアマニキュアになります。

ヘアカラートリートメントの「メリット」「デメリット」は以下になります。

ヘアカラートリートメントのメリット

  • 髪の毛へのダメージが少ない。
  • 頭皮へのダメージが少ない。
  • 染め直し、重ね染めなど、髪の毛のダメージを考えずに使用できる。
  • アレルギー体質の人でも使用出来る商品が多い。
  • お風呂で染めれるので下準備が簡単。

ヘアカラートリートメントのデメリット

  • 黒髪は明るく染めることは出来ない。
  • 色持ちが1週間から2週間と短め。
  • シャンプーをすると色が徐々に落ちていく。
  • どの商品も1回では綺麗に染まらない。
  • 週に2,3回使用する必要がある。

ヘアカラートリートメントは頭皮にも優しくオススメですが、デメリットでも書いている通り、シャンプーをすると色が徐々に落ちていきます。なので色持ちが短く、1週間に2,3回使用しなければならないのが難点ですね。

価格は3,000円前後が多いです。どの商品も1回だけでは綺麗に染まることはありません。大体3回目で綺麗に染まります。

あなたが「頭皮や髪の毛のダメージ」、「色持ちの長さ」このどちらを選ぶかで、ヘアカラー派とヘアカラートリートメント派に分かれると思います。

白髪用シャンプーを使用する。

これもヘアカラートリートメントと同様に頭皮環境の悪化や髪の毛の傷みが気になる人向けの簡単な対策です。

これは、今使用しているシャンプーを白髪用シャンプーに変更するだけです。1番手間が掛からない簡単な対策ですね。

白髪用シャンプーにも2種類あります。

  1. 今生えている白髪を、シャンプーで徐々に黒髪にし対策・改善していく。
  2. 今後生えてくる予定の白髪を、シャンプーで徐々に黒髪にし予防・抑制ていく。

この2種類です。ココを説明すると記事がかなり長くなってしまうので、簡単に紹介しておきます。

※詳しくは別記事や公式サイトを見て下さい。参考にリンク貼っておきます。

今生えている白髪を、シャンプーで徐々に黒髪にしていく。

これに関しては、先程紹介したヘアカラートリートメントのシャンプー版と思って頂ければ良いです。

白髪を対策・改善していくしていくシャンプーとして考えておきましょう。

では、ヘアカラートリートメントとヘアカラーシャンプーの違いは何でしょう?

ヘアカラートリートメントの最大の弱点は、シャンプーする度に色落ちすることです。カラーシャンプーの場合、シャンプーをする度に白髪が染まっていきます。

なのでシャンプーで色落ちすることはありませんが、良いことばかりではありません。

ヘアカラートリートメントは3回位使用すれば白髪が染まりますが、カラーシャンプーは10回位の使用で白髪が染まります。5回目位から変化に気付く感じです。

なので、用途としては限られてきます。

染めると言っても、やはりシャンプーなので染まり具合はヘアカラートリートメントに負けている印象があります。

ヘアカラートリートメントの弱点である、シャンプーでの色落ちをカラーシャンプーでカバーする。この方法が、頭皮環境の悪化と髪の毛の傷みを防ぎつつ最も良く白髪が染まります。

お金に余裕がある人は、試してみて下さい。

今後生えてくる予定の白髪を、シャンプーで徐々に黒髪にくしていく。

こちらに関しては、当サイトで記事を書いていますので参考にして下さい。

haruシャンプーで白髪を改善できるのか!?成分と効果を解析。

白髪用haruシャンプーの特徴としては、白髪を染める訳ではなくメラニン色素の数を増やします。なので白髪が生えてくる数を減らすことを目的としています。

白髪を予防・抑制していくシャンプーとして考えておきましょう。

4つの簡単な対策の中で、これが1番効果が出るのに時間が掛かります。簡単に言うと、白髪が生えてくる予定の髪の毛を黒髪にして生やすという発想です。

それに加え、このharuシャンプーは100%天然成分由来成分で作られているので、頭皮ケア、毛髪ケアが同時にできます。

つまり【白髪・抜け毛・頭皮】用のシャンプーということです。しかも、リンスも不要というオールインワンシャンプーです。

以上、白髪を抜く以外の4つの簡単な対策でした。

ここまで読んでみて、それでも「私は白髪を抜く!」という人は、次をよく読んでから行うことをオススメします。

それでも白髪を抜く、という人はこうしよう!

白髪を抜くと様々な頭皮トラブルが起こる可能性があります。そんなリスクを負ってまで白髪を抜くことはしない方が良いのですが、それでもまだ抜きたいと思っている人は次の手順でリスクを最小限に抑えてから抜きましょう。

  1. 抜く前に温かくしたタオルで肌を温め毛穴を開かせる。(又はお風呂後)
  2. しっかりと毛を挟めるピンセットを用意して、消毒する。
  3. 毛の周りの皮膚を手で伸ばしながら、毛の生えている方向と同じ方向にゆっくり抜く。
  4. 抜いた後は氷や冷水で冷やす。(1番大事!)
  5. 冷やした後はローションなどで保湿する。

以上の手順で毛を抜くのが、ベストだと思います。

補足として、抜く前に温かくして毛穴を開かせれば、通常よりもスムーズに引き抜くことが可能です。しっかり毛を挟めるピンセットで途中で切れてしまうのを防ぎます。毛穴に逆らわず抜くことで毛穴に負担を掛けるのを最小限にします。抜いた後に皮膚を冷やすことで、炎症を防ぎます。

白髪を抜くと増える!?

「白髪を抜くと白髪が増えるのか!?」と言う噂がありますが、これは迷信です。

白髪を抜いても、白髪は増えもしないし、減りもしません。白髪を抜くと、そこから生えてくる次の毛も白髪で生えてきます。

白髪が2,3本のころは、特に目立ってしまいます。この2,3本を抜いた後に別の所で白髪を発見し、白髪が増えたのだと勘違いしてしまいます。

実際は既に白髪が生えていたが気付いていないだけだった…これが噂の真相です。2,3本生えているという事は、他の所にも生えている可能性が大きいです。これからもっと白髪が増えていくのが普通です。

白髪を抜くとハゲる!?

「白髪を抜くとハゲるのか!?」と言う噂についてですが、これは本当です。

ただ白髪や黒髪に関係なく髪の毛を抜くこと自体がハゲに繋がると言うことです。

白髪を抜くとハゲになる理由としては、頭皮環境の悪化が考えられます。頭皮環境が悪化する原因は、先程紹介した「白髪を抜くと起こる4つの頭皮トラブル」で紹介しました。

白髪を抜く⇒頭皮の炎症⇒頭皮環境の悪化⇒ハゲる

簡単に言うとこんな感じですね。

頭皮環境の悪化とは、頭皮の炎症、毛嚢炎の他にも「かさぶた」、「ニキビ」、「フケ」、「かゆみ」、「湿疹」、「臭い」などが上げられます。

健康で丈夫な髪の毛を求めるのならば、頭皮環境の改善は必須条件です。これは育毛していく上で大切な事でもあります。

まとめ

ここまで読んでくれて有難うございます。

そんなあなたは、白髪を抜くことはしないと思います。

白髪を抜く以外の簡単な4つの対策をしていき、白髪の根本的な原因を少しでも和らげるべく、私生活から見直すことも大切だと思っています。

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