頭皮には沢山の雑菌がいます。
数にして約20~30種類と言われています。その数何十万、何百万匹はいると言うのだから驚きです!
この雑菌の一種で「皮膚常在菌」があります。
皮膚常在菌とは
常在菌というのは人の身体に存在する微生物です。
文字通り、皮膚の上に常に存在する微生物が「皮膚常在菌」ということです。
この皮膚常在菌は頭皮の皮脂や角質、フケ等を餌にしており、過度に増殖することによって頭皮の健康状態が保てず、薄毛や抜け毛の原因になります。
雑菌と言う言葉を耳にすると、どうしても身体に悪影響を及ぼすイメージが強いですが、微生物と言うと身体に良いイメージがしますね。
不思議なものです。雑菌と言っても色々あるんですね。
この皮膚常在菌には善玉菌と悪玉菌があるのですが、名前の通り善玉菌は身体に良い働きをし、悪玉菌は身体に悪影響を与えます。
ならば悪玉菌を減らし、善玉菌を増やせばよいのか!と思いますよね?
しかし、人の身体には拮抗現象と言うものがあります。
分かりやすく言うとこれは善玉菌100個に対して悪玉菌100個でお互い力のバランスがとれている状態の事を言います。
そしてこの拮抗現象を保てている状態では、他から入ってきた病原菌を身体に定着させない働きがあるのです。凄いですね(笑)
これがある為、免疫力や抵抗力が強くなり、病原菌に対して強い身体になります。
ですので、一概にどちらかを多く、どちらかを少なくというものでは無くそれぞれのバランスが重要です。
皮膚常在菌のバランスを保つには
- 「頭皮の乾燥」を避ける事。
- 「正しいシャンプーの仕方」をする事。
- 「正しいヘアケア」をする事。
- 「ストレス」を少なくする事。
以上が最適です。全て日常で気を付ければ出来ることなので、気になる方は実践しましょう。
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