頭皮の地肌トラブルの中でも「フケ」は見た目で分かってしまう為、隠すにも限界があります。こういった頭皮トラブルで悩まされている人は多く、男女共に約80%以上の人が頭皮トラブルを経験されています。
フケが出ると同時に頭もかゆくなり、ついつい頭を掻いてしまいます。しかし一度でも頭を掻いたら、そこから地獄の始まりです。髪の毛や肩にフケがパラパラ落ちて隠そうにもどうにもならなくなり、周囲からは汚い目で見られることも少なくないでしょう。何より自分自身が不快な気持ちになってしまいます。
しかも最悪な事に、この頭皮のフケと同時に「頭皮のかゆみ」、「頭皮の臭い」も発症してしまう恐れがあります。
フケを治そうと思っても、なかなか治らないものです。そんな人は今一度、自分のフケの種類と原因を知り、正しい予防・対策を実行していきましょう。
そして、1日でも早くフケから解放された生活を取り戻していきたいですね。
※ザッと読みたい人は、最後のまとめを見て下さい。箇条書きでまとめています。
フケとは何なのだろうか!?
フケとは、古くなった頭皮の角質(細胞)が剥がれたものです。
この古くなった角質が剥がれることは、誰もが頭皮で起きています。これは至って正常な現象です。しかし問題なのは剥がれる角質の量にあります。
頭皮が正常な人は、目に見えないぐらいの角質が少しづつ垢(あか)として剥がれていくので、全然気にならないのですが、フケで悩まされている人は剥がれる角質の量が多く、角質がまとまって頭皮から剥がれてしまいます。
それがフケと言う形で私たちの目に見えているんです。
古くなった頭皮の角質がまとまって剥がれた物。これがフケの正体です。
フケには、2つの種類と特徴がある
フケにも2つの種類があり、それぞれ特徴が違います。
- 乾性フケ(かんせいふけ)
乾性フケの特徴は、頭皮が乾燥している状態で発生しやすく、粉っぽく乾いたカサカサしたフケになります。頭を掻くとパラパラと肩に大量にフケが付く人は、こちらの乾性フケの可能性が高いです。皮脂分泌量が不足している人が多い。
- 脂性フケ(しせいふけ)
脂性フケの特徴は、頭皮の皮脂が大量に分泌している状態で発生しやすく、湿っぽいジメジメしたフケになります。頭を掻いても肩に落ちずフケが髪の毛に絡まるフケの人は、こちらの脂性フケの可能性が高いです。皮脂分泌量が過剰な人が多い。
この2つの特徴は正反対という事です。頭皮環境が乾燥しすぎると乾性フケ、皮脂が多すぎると脂性フケになってしまいます。
この2つの種類は特徴が正反対であることから、それぞれ異なる原因と対策になります。
あなたの頭皮はどちらのフケでしょうか?しっかりと対策する為に、それぞれの原因を見て行きましょう。
乾性フケの原因
乾性フケは、頭皮の乾燥が原因で発生するフケです。乾性フケは特に女性に多く見られるフケの種類です。
皮脂分泌量が不足している人に多く、頭皮の皮脂や水分が少な過ぎるのが原因で頭皮が乾燥し、フケが発生します。では、具体的に何故このような頭皮環境になってしまうのか?
その原因がこちらになります。
- 季節による乾燥(冬)
- 紫外線による影響(乾燥編)
- 頭皮の洗い過ぎ
- 洗髪の方法が間違っている
- シャンプーが頭皮に合っていない
- 強い洗浄成分のシャンプー
- 洗髪後のすすぎ洗いが不十分
- ドライヤーによる乾燥
- 加齢による体質変化
- 生活習慣、食事、ストレス
- 特定の食べ物、飲み物
- 血行不良
因みに、アトピーなどの症状で発生しているフケも乾性フケです。
原因を上げると、人それぞれでキリがありませんが、その中でも乾性フケの原因として最も多いものをピックアップしていきます。
※シャンプーが頭皮に合っていない、強い洗浄成分のシャンプーの2つは記事最後の「1日でも早く治す為には…!?」に書いてあります。
季節による乾燥(冬)
基本的に季節による頭皮の乾燥は、冬になると起こる事が多いです。
理由は湿度が低くなるからです。
湿度が低くなると言う事は、大気中の水分量が減っているので空気が乾燥しています。その為、空気に常に触れている肌は乾燥肌や敏感肌になる人が多いです。これは頭皮も例外ではなく、肌が乾燥していれば当然あなたの頭皮も乾燥しており、その影響から頭皮の乾燥⇒頭皮のフケへと繋がっていきます。
季節による頭皮の乾燥からくるフケは、冬を乗り切ればでなくなります。冬でもないのに乾性フケが出るということは、それ以外の原因で乾性フケになってしまっています。
代表的な例で言うと、「頭の洗い過ぎ」や「シャンプーが頭皮に合っていない」ことが1番の有力候補です。
紫外線による影響(乾燥編)
頭皮の乾燥は紫外線でも大きく影響されます。
頭皮は太陽に最も近い所にあるので、紫外線の影響を直に受けやすい部分でもあります。
頭皮が紫外線を浴びる事により、紫外線の持つ熱で頭皮の水分が蒸発してしまい、潤いを保つことが出来ない状態になります。皮脂分泌量が不足している人は余計に乾燥気味の頭皮になってしまうでしょう。
熱以外にも紫外線による頭皮への刺激があり、この刺激は頭皮環境の悪化から薄毛・抜け毛の原因にも挙げられています。
加齢による体質変化
人は誰でも年をとっていきます。年を重ねるごとに少しずつ体質も変化していきます。
一般的な体質変化に加齢によるものがあり、20代後半から30代前半に加齢による体質変化を実感する事になると思います。
この体質変化は突然来ます。正確に言うとある日突然、身体の一部の変化に違和感を感じ、気になり始めた時点からどんどん衰退していく感覚です。
実際には毎日少しずつ体質変化をしているのですが、それを体感するのが20代後半から30代前半の人が多いと言う事になります。これは頭皮も同様に、体質変化が起きていることが言えます。
人の身体は60%が水で構成されています。これは成人している人の場合であって、赤ちゃんや子供、老人ではそれぞれ違いがあります。
世代別の身体による水分量が、以下になります。
- 赤ちゃん:75%
- 子供:70%
- 成人:60%
- 老人:50%
これを見るに年を重ねるごとに、乾燥肌になるのは当然な気もします。
また、コラーゲンやヒアルロン酸は年齢とともに体内での分泌が減少していきます。これらの減少によって、肌角質の回復力が低下し、保湿成分が失われて乾燥肌になります。
特定の食べ物、飲み物、水
あなたが普段何気なく、飲食している物が原因で間接的に頭皮が乾燥し、フケが発生する事があります。
原因は不明ですが、私の考える処、軽度のアレルギー反応やアトピー反応が出て、それが頭皮のフケに関係しているのではないかと思われます。
過度に飲食し過ぎている物があれば、一旦それらを止めてみても良いかも知れません。自分では予想外のものが頭皮のフケの原因だったという場合もあります。
水は軟水(なんすい)、硬水(こうすい)と大きく分けて2種類ありますが、日本の水は軟水です。市販されている、海外のミネラルウォーターは硬水が多いです。
人の身体は、60%が水で構成されています。なので水分と言うのは、とても大切で普段から軟水を飲んでいた人が、硬水へ変えることで身体に変化が現れる可能性も少なからずあります。逆に硬水へ変えることによって良い傾向へ回復する場合もあります。
脂性フケの原因
脂性フケは、頭皮の皮脂が原因で発生するフケです。脂性フケは特に男性に多く見られるフケの種類で、乾性フケとは基本的に正反対。
皮脂分泌量が過剰な人が多く、頭皮がベタベタした状態になっている事が原因で頭皮環境を清潔に保てず、フケが発生します。では何故、頭皮に皮脂の分泌量が増えてしまうのか?ベタベタした頭皮環境になってしまうのか?
その原因がこちらです。
- 季節による体温の上昇(夏)
- 紫外線による影響(皮脂編)
- 頭皮の洗い過ぎ
- 髪の毛の洗い方が悪い
- シャンプーが頭皮に合っていない
- 強い洗浄成分のシャンプー
- 洗髪後のすすぎ洗いが不十分
- 油っぽい物、甘い物を過剰摂取している
- 体質
季節による体温の上昇(夏)
基本的に季節による頭皮の皮脂分泌量の増加は、夏になると起こる事が多いです。
理由は主に、温度が高くなるからです。
温度が高くなると言う事は、汗を掻きやすい状態になります。温度の上昇と共に人の身体は体温調節しようとする為に、汗を出して体温を正常値に戻そうとしています。
そして汗は蒸発する時に水分を奪っていきます。これは汗が蒸発する時の気化熱により体温を下げる原理を自然に利用しているからです。
私達の体温が上昇すると、このような現象が起こるので皮膚から水分が奪われてしまいます。水分が奪われると肌は乾燥します。肌の水分が不足すると、乾燥を防ごうと皮脂を分泌します。
ようやく辿り着きましたが、ここでやっと皮脂が出てきます。
簡単に言うとこんな感じです。
温度の上昇 ⇒ 体温の上昇 ⇒ 発汗 ⇒ 皮脂分泌量の増加
なので外気の温度が上昇していると、必然的に皮脂分泌量が増加していきます。
皮脂分泌量が多い人は、冬の乾燥と同様に夏も保湿は大事だと言う事です。
紫外線による影響(皮脂編)
先程は乾性フケの原因として紫外線による影響(乾燥編)を書きましたが、これは脂性フケの原因にも成りうるのです。
「季節による皮脂分泌量の増加」でも似たようなことを書きましたが、紫外線は熱を持っている為、どうしても頭皮の水分量が減少していきます。要は頭皮が乾燥するということです。
この頭皮の乾燥は症状が進む程、私たちの頭皮は外的刺激を直に受ける事になってしまいます。頭皮が完全無防備な状態ということです。
そして私達の身体は、無防備な頭皮を守ろうと信号を出し、皮脂を分泌します。皮脂で頭皮にバリアを作って外的刺激から頭皮を守ってくれます。
この作用の結果、普段以上に皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
先程は体温の上昇によって、皮脂が分泌されるのに対し、今回は頭皮が乾燥することで、皮脂の分泌量が更に上がります。
なので皮脂分泌量が多い人は、このような乾燥状態においても過剰に皮脂を分泌してしまいます。
油っぽい物、甘い物を過剰摂取している
お肉や乳製品などの油っぽい物の中に含まれる動物性タンパク質や脂質を過剰摂取していると、皮脂が分泌される皮脂腺が大きくなります。皮脂腺が大きくなると自然と皮脂が分泌されやすくなってしまいます。
この他にも、チョコレートやお菓子などの甘い物の中に含まれている糖質を過剰摂取していると太ります…違う!ここでは太ることを言いたいのでは無く、糖質をエネルギーに変換するにはビタミンB群の力が必要なのですが、糖質を過剰摂取しているとビタミンB群が不足してきます。
ビタミンB群には、皮脂量をコントロールしてくれる役目があり、このビタミンB群の不足によって皮脂量の調整がうまくいかず、皮脂が過剰に分泌されます。
「乾性フケ」、「脂性フケ」、2つの共通点とは…!
ここまでは、乾性フケと脂性フケの原因について話してきましたが、お互いの共通している部分はあるのでしょうか?
乾性フケと脂性フケの特徴は正反対と言いました。しかし乾性フケと脂性フケでは、両者共に共通してみられる原因があります。
それが、こちらの5つです。
- 頭皮の洗い過ぎ
- 髪の毛の洗い方が悪い
- シャンプーが頭皮に合っていない
- 強い洗浄成分のシャンプー
- 洗髪後のすすぎ洗いが不十分
実はこの5つの原因を見直すことによって、あらゆる頭皮環境の悪化を防ぐ事も出来ます。
フケの対策をしていくと、結果的に頭皮環境が清潔に保たれる為、「頭皮のかさぶた」、「頭皮の湿疹」、「頭皮の臭い」、「頭皮のかゆみ」、「頭皮の雑菌」などの頭皮トラブルを防ぐことも出来ます。
頭皮のフケを対策していくことによって、これらの「頭皮の~」に対する、予防と対策が出来ると言うことです。
しかも、嬉しいことに薄毛・抜け毛の予防と対策まで出来てしまうんです。
当サイトはタイトル通り「薄毛・抜け毛の原因&対策」です。頭皮環境を正常に整えることは薄毛・抜け毛の改善にあたり、基本的な事だと思っています。
頭皮のトラブルを抱えたことがある人は、実に80%以上にも及びます。その80%の人に共通して言えることが、上記5つの共通する対策になります。
頭皮にフケが発生している人は、頭が痒い思いをしているかと思います。でもそれは本当にフケだけが原因なのでしょうか!?頭皮にフケが発生していると同時に頭皮に雑菌が繁殖していたり、頭皮を掻いた時に、かさぶたになってしまったりと色々な症状が重なり合うものです。
これらの原因を対策する方法として、共通する上記5つの原因を見直していく事により、それぞれが回復していくと思います。
他の頭皮トラブルの原因や対策は、当サイトでそれぞれ記事にしてあるので参考にして下さい。
では次に、乾性フケと脂性フケの具体的な対策を見て行きましょう。
乾性フケの対策
まずは、乾性フケの予防と対策の考え方から見て行きましょう。
ここでのポイントとしては、頭皮の乾燥を防ぎ、保湿をすることです。
- 頭皮の乾燥を防ぐ⇒予防
- 頭皮の保湿をする⇒対策
では、実際にどのような方法で頭皮の乾燥を防ぎ、保湿をしていくのが効果的か見て行きましょう。
頭皮の乾燥を防ぐ方法(予防)
頭皮の乾燥を防ぐ効果的な方法として、部屋の湿度を調整することです。湿度は40%~60%に調整するのがベストだと言われています。
その際は空気清浄器やエアコンに湿度が表示されていると思いますので、加湿器などで部屋の湿度を調節しましょう。
紫外線は、帽子を被ったり、日焼け止めスプレーを頭皮に掛けるのも効果的です。とにかく直射日光を避けるよう心掛けましょう。
加齢による乾燥肌では新陳代謝を上げ、コラーゲンやヒアルロン酸の摂取が効果的です。運動やストレッチをして新陳代謝を上げ、栄養飲料水やサプリメントから2つの栄養を摂取するのが効果的です。
特定の食べ物、飲み物はちょっと特殊ですが、頻繁に摂取している食べ物や飲み物があれば一度止めてみるのも1つの手だと思います。
また乾燥して頭皮にかゆみが生じていると、1日に何回もシャンプーをしてしまう人もいますが、余計に乾燥してしまいます。
そんな人は、市販のシャンプーでは刺激が強い為、頭皮に優しいアミノ酸系のノンシリコンシャンプーを使用しましょう。
これらを見直し、実行する事で頭皮の乾性フケ予防ができると思います。
※参考に私が使っているシャンプーを下に載せておきます。
頭皮の保湿をする方法(対策)
ここまでは乾燥を防ぐだけであって、あくまで予防にすぎません。対策ではないんです。
最初にポイントとして言った通り、乾性フケの対策は頭皮の乾燥を防ぐだけではなく、頭皮の保湿をすることです。ここが意外と重要で、対策していない人も多いです。湿度にも気を付けて、シャンプーまで頭皮に良い物を使っているのに治らないって人は予防までしかしていない人が多いからです。
皆さんは、お風呂上りに顔に化粧水や乳液は付けていますか!?私は乾燥肌なので付けています。最近では男性用と女性用とで分かれているので、昔に比べ使用者の数は年々増加しています。なので多くの人は化粧水や乳液などを顔に使用していると思います。
では、頭皮に化粧水は付けていますか!?この質問に対して、頭皮トラブルを抱えている多くの人は使用していない人が多い傾向にあります。
頭皮と顔は繋がっています。同じ皮膚です。顔が乾燥しているのなら、それ以上に頭皮も乾燥しています。
では、頭皮の保湿をする為には、何を使用すれば良いのか…
頭皮用の美容液を付ける事が1番だと思います。あまり知られていませんが、美容液以外にも育毛剤も実に効果的です。
頭皮用の美容液やローション、育毛剤は色々あります。価格も高いのから安いのまでありますね。
ここでは例として、私自身が選んだ物を参考までに載せておきます。こういった物があるんだなと思っていただくだけで結構です。もし他の対策をしても治らない人は、試してみる価値はあると思います。
ベルタ育毛剤【女性用】
育毛剤とは、頭皮環境を正常にし、髪の毛が生えやすく、強く、太く、抜けにくい髪の毛にしてくれる物です。
この頭皮環境を正常にする事が頭皮のフケ対策にも効果的になります。もともと女性用の育毛剤は頭皮の保湿をメインに考えられて作られています。それは女性の薄毛・抜け毛の原因が頭皮の加齢や乾燥からくるものだからです。
2015年に発売された、ベルタ育毛剤はそんな女性の悩みを解消すべく作られた為、完全女性用の育毛剤になっています。
ベルタ育毛剤に関しては、こちら「女性専用ベルタ育毛剤はココが違う!」の記事を書いていますので、参考にして下さい。
※男性は購入すら出来ませんので注意して下さい。
公式サイト⇒「【ベルタ育毛剤】 」
すこやか地肌【男女兼用】
すこやか地肌は、頭皮のフケ、かゆみを防ぎ頭皮の保湿をするという効果のみに特化した頭皮用美容液です。
@COSMEの頭皮ケア部門で第1位、2015年のモンドセレクションもシルバーアワードを獲得しています。また使用者の口コミともに評判の良い美容液です。
すこやか地肌は男女兼用。
公式サイト⇒「頭皮のかゆみ用美容液「すこやか地肌」 」
脂性フケの対策
脂性フケの予防と対策の考え方から見て行きましょう。
ここでのポイントとしては、頭皮の皮脂分泌量を抑えて、適度に取り除くことです。
- 頭皮の皮脂分泌量を抑える⇒予防
- 頭皮の皮脂を適度に取り除く⇒対策
では、実際にどのような方法で頭皮の皮脂分泌量を抑え、頭皮の皮脂を適度に取り除くのが効果的か見て行きましょう。
頭皮の皮脂分泌量を抑える方法(予防)
まず皮脂分泌量を抑える効果的な方法は、食生活を見直すことです。脂っぽい物や甘い物を控えて、野菜や果物などのビタミンCやビタミンB群を摂取することに心掛けましょう。
季節による体温の上昇はある程度どうしようもないのですが、意識して暑い場所を避けることで少しでも緩和していきましょう。
紫外線による予防は、帽子を被る、日焼け止めスプレーを頭皮に掛けることが効果的です。直射日光は避けましょう。
頭皮の皮脂を適度に取り除く方法(対策)
頭皮の皮脂を適度に取り除く効果的な方法は、シャンプーを変えることです。
市販されている1,000円以下のシャンプーは、ほとんどが強力な洗浄成分のシリコンシャンプーです。
この強力な洗浄成分のシャンプーは、頭皮に刺激が強すぎる為、皮脂を取り過ぎてしまいます。さっきも話しましたが、皮脂を取り過ぎると過剰分泌される可能性があります。
シリコンも水で溶けない為、頭皮に残り易く、それを餌にして雑菌が繁殖しやすい状態にもなります。
これら市販のシャンプーは、その殆どが石油系の界面活性剤という洗浄成分を使用しています。頭皮に理想的なシャンプーはアミノ酸系のノンシリコンシャンプーです。
アミノ酸系のノンシリコンシャンプーだと低刺激な為、頭皮に優しく皮脂を適度に取り除くことが可能です。
一般的に3,000円以上の物がアミノ酸系のノンシリコンシャンプーが多いです。しかし中には成分がぼったくりみたいな物もあります。なのでシャンプーの見定めが大切です。
こちらの「プレミアムブラックシャンプー」などは有名処ですね。楽天なんかでも良く1位になっています。
私は、現在こちらの「チャップアップシャンプー」を愛用しています。
これらを参考に、自分が1番合いそうなシャンプーを選べば良いと思います。
1日でも早く治す為には…!?
ここまで数ある原因と対策を見てきましたが、色々あり過ぎて訳が分からない人も多いかも知れません。1日でも早く治す為には、どれから対策していけば良いのか?と思うでしょう。
頭皮のフケを1日でも早く治す効果的な方法としては、シャンプーを変えるのが1番早く効果が現れると思います。
先程の話と少し被ってしまいますが…。
理由はシャンプーが頭皮のフケの原因と言う人が最も多いからです。そして乾性フケと脂性フケに共通する原因と対策でもシャンプーを変えてみることは効果的な手法になると今まで話してきました。
市販のシャンプーは洗浄成分が強力なものが配合されているので、少し高いですがアミノ酸系のノンシリコンシャンプーが効果的です。
シャンプーを変えて頭皮のフケが治らない場合は、他に原因があることになります。上記で上げた原因を1つずつ潰していかなければ改善していかないと思います。
まとめ
大変長くなってしまいました。頭皮のフケと本当に向き合うとなると、このぐらいのでも短くまとめたつもりです。
しかしながら長いので、ポイントのみ箇条書きでまとめておきます。
乾性フケの予防・対策
頭皮の乾燥を防ぎ、保湿をしていきましょう。
- 湿度管理をする。
- 帽子被る、日焼け止めスプレーを頭皮に掛ける。
- コラーゲンやヒアルロン酸を摂取する。
- 食生活の見直しをする。
- 育毛剤で頭皮を保湿する、育毛効果も得られる。
【【ベルタ育毛剤】 】 - 頭皮専用の美容液で頭皮の保湿をし、頭皮環境を正常にする。
【頭皮のかゆみ用美容液「すこやか地肌」 】
脂性フケの予防・対策
頭皮の皮脂分泌量を抑えて、適度に取り除いていきましょう。
- 脂っぽい物や甘い物を控えて、野菜や果物などを食べる。
- 暑い場所を避ける。
- 帽子を被る、日焼け止めスプレーを頭皮に掛ける。
- アミノ酸系のノンシリコンシャンプーを使用する。
【プレミアムブラックシャンプー】、【チャップアップシャンプー】
まとめはこんな感じになります。
これら頭皮のフケになりうる原因を知り、正しい予防法・対処法を実行していきましょう。
シャンプーはアミノ酸系を推奨しますが、今使用しているシャンプーを変えてみるだけでも効果が出るかもしれません。あなたの頭皮にシャンプー剤が合っていなく頭皮のフケが発生している場合もあります。
フケが酷く治らなければ、皮膚科へ行ってみるのも良いですね。
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